高齢者用肺炎球菌ワクチン（ニューモバックス）接種のご案内
肺炎球菌ワクチンとは？
肺炎球菌ワクチンとは、肺炎球菌によって引き起こされる肺炎やその他の感染症（中耳炎・副鼻腔炎・骨髄炎）を予防するためのワクチンです。
肺炎球菌は、体力が落ちている時や、高齢になって免疫力が弱くなってくると病気を引き起こします。そのため、次のような方々に接種をおすすめします。
- 65歳以上の方
- 心臓や呼吸器に慢性疾患のある方
- 腎不全や肝機能障害のある方
- 糖尿病の方など
肺炎は日本における死因の第4位となっており、そのうち65歳以上の方が95%を占めています。
肺炎球菌以外の原因による肺炎に対する効果はこの予防接種にはありませんが、ご高齢の方の肺炎の原因で最も多いのが肺炎球菌です。
肺炎球菌には80種類以上の型がありますが、肺炎球菌ワクチンを接種しておけば、すべての肺炎球菌による感染症の約80％を予防することができます。
肺炎球菌に対する免疫の持続期間
接種した日の約1ヶ月後から約5年～8年間です。
高齢者用肺炎球菌ワクチン（ニューモバックス）の料金
| 高齢者肺炎球菌ワクチン | １回 | 4,000円※ |
|---|
※ 名古屋市在住の65歳以上の方は、市の助成制度のため、上記自己負担額です。
※ 自費接種をご希望の方はお問い合わせください。
その他
・インフルエンザの予防接種も行う場合は、どちらか一方のワクチンを接種した後、少なくとも1週間以上あけてから、もう一方の予防接種を行ってください。
・１年中、いつでも接種することができます。
・はれなどの副作用が初回時より２回目の接種の際に大きく出ることがあるとして、日本では肺炎球菌ワクチンは生涯に１度の接種しか認められていません。
